期間限定の彼女(続)…最終章…
「礼なんて言わなくてもいいわよ
あのとき あたしがあなたを悲しめた罪滅ぼしだと 思ってくれたら嬉しいな」
「あ…はい…」
なんか 背中がムズムズしちゃうくらい
優しい真二のお母さん
それから
別れを告げ 家へと帰った
帰っても…
この事は 誰にも言えない
ましてや 尚輝に言ったら
【行くな!】
って 言われそうだし…
真二のお母さんも二人だけの秘密にしようと
言ったのだから いいよね
あたしは 尚輝にも 言わないことにした