期間限定の彼女(続)…最終章…
ホントの母親
水曜日
今日も料理教室
もう一ヶ月もたつと あたしも慣れっこ
おばちゃまたちの名前と顔も一致するようになった
そんな時 奥さまが
「あたしに今日は 残っててね
話があるから」
って
ううん?話?
2時間の教室は あっという間に終わって
あたしは すぐに奥さまの元へ
「ゆっくりお茶でも飲みながら話しましょ!」
と お盆の中に お茶菓子と コーヒを入れて
あたしの座るソファーへと 奥さまは来た
「あのね あなた
川手さんの所の息子さんと付き合ってたって?」
「えっ………?」