期間限定の彼女(続)…最終章…
「せめて 仏壇拝ませてと言っても脚下
お墓に参らせて!と言っても脚下
酷いでしょ?もう それはあたしの運命だと 思って諦めるしかなかったのよね 」
今でも お姑さんのことが
トラウマになってて
結婚したい相手が出来ても 一歩踏み込めなかったらしい
「菜摘が生きてたら 今年21歳くらいかな?
あなたくらいかしらね
一歳くらいの印象しかないから 分かんないわね あたしは そんな人生を送ってきてるのよ」
もう あたしは鼻水垂れ流しの号泣
「そんな泣かないで
あなたは 優しい人ね
こんな つまらないあたしの人生の話をきいて泣いてくれるなんて」
違うよ
あたしが 菜摘よ
何度 言いそうになったか…