秘密だらけの孤独姫


「どうせ、族に入ってるんだろう?」


昴「花音…スイッチ入ってる」


「あー。ごめん」


間違えて、スイッチ入れてしまった…。


まぁ。いっか。


「で、そいつら何組?」


昴「ほんと、ごめん…花音と一緒…」


これも決まりと一緒か…


まぁ。いいけど。


「ふーん。関わらないつもりだから」


昴「あー。がんばれ(無理だと思うけど…)」


「へーい」


昴「あ。花音の妹の莉緒だっけ?彼女、なんていう族の姫なんだ?」


「さぁ?興味ない」


莉緒のことなんか、私は知らない。


本人じゃないし。


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