秘密だらけの孤独姫
女「私…お兄ちゃんが…暴走族なので…」
「そうなんだ?」
兄が暴走族だから、知ってるんだ…
「あまり、暴走族とは関わるなよ?」
女「えっと…それが…お兄ちゃんの…暴走族の…姫なんです…」
「マジか…」
私は、「はぁ…」とため息をついた。
ガチャ
?「ん?未来⁉︎」
女「お兄ちゃん‼︎」
へぇ…
未来って名前だったんだ?
兄「お前…誰だ?」
ん?私の事だよね…?
「空華」
兄「空…華…だと…?」
お兄さん…
顔が怖いけど…?
兄「空華って…あの…?」
「はぁ?」
「あの…?」って言われても知らないし…
お願いだから、主語を入れて…
兄「一匹狼でめっちゃ強いんだろ?」
「そうなのか?」
へぇ。そんな、噂があったんだ?
兄「いや…自分のことだろ?」
「興味ない」
兄「それより、ありがとうな」
「あぁ。じゃあ、俺はこれで」
グイッ
「グワッ」
誰だよ…
私の手を思いっきり、引っ張ったの…(怒)
兄「わりぃ…つい…」
「あ、あぁ…」
ついって酷くない?
てか、手を離してくれないんだけど…(泣)