秘密だらけの孤独姫
カチカチカチ
「わぁー。マジですか…」
なぜか、ロックが緩くなってるんだけど…
あいつら、サボってるな…
んー。仕方ない‼︎
私がロックを強くしときますか‼︎
ふふっ
ロックかけるのは、久しぶりだから腕が鳴る〜
よし。やろう‼︎
カチカチカチ カチカチカチ
ピタッ
「ふぅ。完了ー‼︎あー‼︎疲れたー‼︎」
んー。このあと、どうしよう…
やることないんだよね…
プルル プルル
ん?携帯?
あー。どこに置いたっけー?
「あ。あった」
ピッ
「もしもし?」
あ。ディスプレイ見るの忘れたー‼︎
だから、誰かわからない…
「えっと…誰?」
電話の相手、無言なんだけど…
もしかして…
イタズラ電話…⁉︎
燐斗「姉…ちゃん…」
「ん?燐斗?」
なんか、様子が可笑しい…?
気のせいかな…?
燐斗「たす…けて…」
「燐斗⁉︎どこにいるの⁉︎」
燐斗に何があったの⁉︎
いじめ?リンチ?
燐斗「…倉庫…」
「どこの?」
燐斗「神…龍…」
「神龍?」
燐斗「う、ん…」
んん?
それって…
可笑しくない…?
神龍にいるのに、リンチ?とかにあってるの…?
まさか…‼︎
仲間割れ⁉︎
「行ったら、いいの⁉︎」
燐斗「うん…」
「わかった‼︎待ってて‼︎」