秘密だらけの孤独姫


「んー。まぁ。その話は、やめよう?」


私は、黒ーい笑顔で言った。


神龍「ビクッ」


あー。ちょっと、やりすぎちゃった…?


みんな、怯えちゃった(笑)


まぁ。でも、しょうがないよね?


私の過去のことを聞いて来たんだから…


「てか、帰っていい?」


航平「ダメです」


いや、笑顔で言われても…


帰りたいんだけど…


ガチャ


ん?あ。


俺様総長様が総長室から戻って来た…


圭「…お前、姫になれ」


「はい?」


…今のは…


聞き間違い…?


うん。聞き間違いだよね。


絶対そうだよね‼︎


圭「…巻き込むつもりはなかったんだが…」


嫌な予感がする…


私の嫌な予感って…


当たるんだよね…


はぁ…


圭「…他の族に…お前がここに入るのを見られた。だから、姫になれ」


「無理。却下。拒否します」


健「前、違う族の姫だったんなら、別にええやん〜」


ギロッ


私は、健をにらんだ。


「前の族は、信用出来たから姫になったの」


航平「ここは…信用できないと…?」


みんなの目が一瞬、光った…


「まぁ。そうだね」


健「…」


流星「僕は、花音ちゃんと一緒にいたい〜‼︎だから、姫になってー?」


「…無理」


流星が可愛いから…


いいって言いそうになるけど…


ここは、折れたら負けだね‼︎


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