秘密だらけの孤独姫


健「…なんやと?」


圭「莉緒の気持ちを考えろ」


あー。やっぱり…


圭は、莉緒に惚れてる…


でも…


惚れすぎてると…


痛い目にあうよ…?


航平「僕たちは、莉緒さんじゃないので気持ちなんてわかりません」


うん。航平の言うとおり。


さすが、航平って感じ(笑)


圭「そもそも、莉緒は花音…お前と何かあったのか?」


いや、なんで言い換えたわけ?


まぁ。いいけど。


「さぁ?私が知るわけない」


流星「圭…花音ちゃんを侮辱したら…総長だろうと、僕は手加減しないよ?」


流星さん、怖いっす…


目が笑ってないよ…


口角は、上がってるのに…


圭「…上等だ」


いやいや、今から喧嘩するの…⁉︎


こんな状況で?


あり得ない…


「はぁ…本当にバカみたい」


神龍「え…?」


「なんで、姫のことで揉めるわけ?てか、私は姫やりたくないって言ったよね?なのに、姫になったのは…圭のせいだよね?私、別に守ってもらおうなんて思ってない。てか、莉緒と一緒にしないで。あと、私は姫になっても自由に動くから」


はぁ…


一気に喋ったから…


酸素が…


神龍「…」


いや、なんで無言?


なんか、反応してよ…


私がバカみたいになるじゃん…


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