秘密だらけの孤独姫


それから、10分…


しーん


「あれ?もう、誰も立ってねぇのか?」


私、そんなに倒したかなー?


神龍「すごい…」


すごいかな?


普通だと思うけど…?←普通じゃあありません(笑)


私 は、毒牙の総長の近くに行った。


「おい。毒牙を解散させろ」


毒牙総長「クッ…ソ…」


「なんて、言うと思ったか?」


全員「は?」


いや、別に解散させてもいいんだけどね…?


「解散は、別にしなくてもいい。そのかわり…お前は、信頼できる仲間を見つけろ。その仲間の為に…戦え」


毒牙総長「そん…なの…」


「お前なら、見つけられるさ」


毒牙総長「…さん…きゅー…お前ら…帰るぞ…」


毒牙は、帰って行った。


ふぅ。一件落着。


圭「…お前…何者だ?」


「…空華。じゃあな」


私は、それだけ言って神龍の倉庫から去った。


神龍「空華…」


彼らがそう呟いたことに私は、気づかなかった…


< 128 / 186 >

この作品をシェア

pagetop