秘密だらけの孤独姫


燐斗「姉ちゃん…?」


「ハッ な、なに?」


燐斗「ぼーっとしてどうしたの?」


「んー?なんでもないよー?」


燐斗「そっか…」


燐斗は、前より話してくれるようになった。


私と二人で居る時はね?


みんながいると、あんまり話さないけど…


どうしてかな?


ガチャガチャ


ジュージュー


燐斗は、自分と流星のオムライスを作ってる。


私は、健のシチューと航平の和食を作ってる。


「はい。お待たせ」


航平と健にご飯を渡した。


燐斗は、まだ作ってるみたい…


燐斗「姉ちゃん…早い…」


「んー。前の家では自分で作ってたからね。慣れてるの」


燐斗「…」


あれ?


燐斗さん、無視ですか?


無視されるとか…


悲しいんだけど…


まぁ。いっか。←立ち直りはやっ‼︎


燐斗「ん。出来た…」


「燐斗のすごく、美味しそうー‼︎」


燐斗って、料理上手だったんだね。


知らなかったよ…


燐斗「よく、みんなに…作ってる…」


「そうなの?」


航平「この和食…燐斗より、美味しいです…‼︎」


あ。もう、食べてたんだ?(笑)


てか、燐斗より美味しいって言ったらダメだよー(笑)


燐斗「そりゃ、そうだよ…姉ちゃんは…めっちゃ、料理上手だし…」


「いやいや、そこまで上手じゃないからね?」


燐斗の方が上手に見えるんだけどね…


てか、圭いないし(笑)


「圭は?」


圭「ここ」


「わぁ‼︎」


いつの間に、キッチンにいたの…⁉︎


てか、意外と影薄い…?(笑)


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