秘密だらけの孤独姫


本編→


本当に女って嫌い。


顔しか見てないんだし…


そんな人達と関わりたくない。


てか、関わらないと思う。


私、地味子だし(笑)


流星「先生ー‼︎僕たち、どこの席ですかー?」


光輝「あー。廊下側の空いてる席に座れ」


廊下側か…。


反対側だから、関わることはないと思う。


光輝「あー。花音、昴が呼んでるから来てくれないか?」


「昴が?」


光輝「うん」


「いいよ」


私は、光ちゃんに着いていった。


あの五人に見られていたけど…


まぁ。いっか。


「光ちゃん、席反対側にしてくれてありがとう」


光輝「たまたまだよ。てか、ばれるなよ?」


「ふっ。誰に言ってるの?」


私は、にやっと笑って言った。


光輝「まぁ。花音なら、大丈夫だろ。てか…“あいつ”、いたな…」


「…そうだね…」


まさか、神龍にいるんだなんて…


知らなかった。


10年あってないだけで…


あんなに変わってるのか…


光輝「大丈夫か?」


「もちろん。てか、向こうは私に気づいてないと思うし?」


“あいつ”とは…


私の実の弟だ。


私は、前誘拐されたから今の家に引き取られた。


そのおかげで、めっちゃ苦労してるけど。


< 14 / 186 >

この作品をシェア

pagetop