秘密だらけの孤独姫
本編→
本当に女って嫌い。
顔しか見てないんだし…
そんな人達と関わりたくない。
てか、関わらないと思う。
私、地味子だし(笑)
流星「先生ー‼︎僕たち、どこの席ですかー?」
光輝「あー。廊下側の空いてる席に座れ」
廊下側か…。
反対側だから、関わることはないと思う。
光輝「あー。花音、昴が呼んでるから来てくれないか?」
「昴が?」
光輝「うん」
「いいよ」
私は、光ちゃんに着いていった。
あの五人に見られていたけど…
まぁ。いっか。
「光ちゃん、席反対側にしてくれてありがとう」
光輝「たまたまだよ。てか、ばれるなよ?」
「ふっ。誰に言ってるの?」
私は、にやっと笑って言った。
光輝「まぁ。花音なら、大丈夫だろ。てか…“あいつ”、いたな…」
「…そうだね…」
まさか、神龍にいるんだなんて…
知らなかった。
10年あってないだけで…
あんなに変わってるのか…
光輝「大丈夫か?」
「もちろん。てか、向こうは私に気づいてないと思うし?」
“あいつ”とは…
私の実の弟だ。
私は、前誘拐されたから今の家に引き取られた。
そのおかげで、めっちゃ苦労してるけど。