秘密だらけの孤独姫


航平「流星は、神龍の中で一番ハッキングが得意なんです」


「へぇ…」


可愛い顔して、ハッキング出来るんだ…


それは、予想外…


流星「えー。僕、全然得意じゃないよー?」


健「神龍の情報管理は、流星がやってるやろ?」


流星「そうだけど…」


あれ、流星がやってたんだ…?


てっきり、航平かと…


人を外見だけで判断したら、ダメだね。


流星「あ。僕、この頃ハッキングの世界No.1になれるように頑張ってるんだ〜」


「…すごいね」


残念だけど…


私は、抜かせないよ?


世界No.2の“あいつ”にも、流星は勝てない…


流星「でも、どーしても勝てないんだよね…(シュン」


あ。流星が落ち込んでる…


なに、シュンって…


犬みたい…(笑)


航平「流星、がんばってください。そういえば…花音さん、いつも夜どこに行ってるんですか?」


「え…?」


き、急に話しを振らないでよ…


てか、なんで知ってるの⁈


航平「あ。その顔は、図星ですか。燐斗から、聞いたんです。夜は、危ないですよ?」


「…友達の家に行ってるの」


嘘だけどね?(笑)


悪いやつらを潰しに行ってます(笑)


航平「友達?」


なんか…


みんなの顔が怖いんだけど…


なんで?


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