秘密だらけの孤独姫


圭「…無自覚って、こんなに怖いんだな」


んん⁈


無自覚⁈


航平「本当ですよ…」


いやいや‼︎


なんで、同意してるの⁉︎


流星「さすがにここまで来るとね〜」


チラッと私を見ながら言う、流星…


健「まぁ。それが花音やねん〜」


よく、わかんないけど…


ありがとう。


燐斗「はぁ…」


燐斗…


溜息だけって…


ひどくない…?


てか、みんなひどいんだけど…


健以外…


「…燐斗以外…出て行ってー‼︎」


_バタン


私は、燐斗以外のみんなを部屋から追い出した。


_ドンドン


流星「花音ちゃんー‼︎」


うるさい…


ドアを叩かないでよ…


ドアが可哀想じゃん…‼︎←


「ドアを叩かないでー‼︎これ以上騒ぐなら…家から追い出すよ⁈」


_しーん


あれれ?


静かになった…?


今の…


効果抜群…?


燐斗「…姉ちゃんが声荒げるの珍しい…」


「そうかな?それより、燐斗。なんで、みんなの前でも普通に話さないの?」


燐斗「…秘密」


意地悪な顔をした燐斗。


燐斗が意地悪だー‼︎


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