秘密だらけの孤独姫


「あ。でも、私といるときだけしか入れないよ?」


燐斗「え…?なんで?」


「これ、指紋認証が出来るの。私の指紋しか、登録してないから…」


燐斗「…俺も登録…する」


え…?


燐斗も…⁉︎


いやいや、まずい…‼︎


この部屋には…


族だった時の物がいっぱい入ってるの…


ど、どうしよう…(汗)


「こ、これ…‼︎登録が難しいの…だから、ごめんね…?」


燐斗「…むすー」


うわっ…


燐斗が拗ねてる…


可愛いけど…


これだけは、さすがに…


ばれたら、やばい…


_ガチャ


「燐斗、ちょっと待ってて?」


燐斗「…やだ」


やだって言われても…


中に入られたら、やばいんだけど…


はぁ…


でも、燐斗頑固だからな…


絶対、しつこいよね…


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