秘密だらけの孤独姫


どうしようか…


「…入ったら…殴るよ?」


にこっと殺気付きで言った。


燐斗「ビクッ‼︎」


あ…


ちょっと、殺気を出しすぎた…?


燐斗「ね、ねえちゃん…?」


「んー?」


仕方ない…


しらばっくれよう…‼︎


燐斗「い、今…さ、殺気…出した…?」


怯えながら、聞いてくる燐斗…


でも、一般人よりはあんまり怯えてない…


さすが、族の幹部だけあるね。


さすがだよ。


でも…


これぐらいで怯えてたら…


やばいよ?


いろいろとね…


「殺気?何のこと?」


燐斗「だ、だって…‼︎」


「それより、燐斗。なんで、怯えてるの?」


はい。怯えてる原因は、私ですね(笑)


燐斗「そ、それは…‼︎」


「私、なんかした?」


燐斗「ねえちゃんが…殺気を…出したから…」


「殺気?ごめんね。無意識だったかも…前、族の姫だったからそれの影響かも…ごめんね?」


私、女優になれるかも…‼︎←


だってね?


こーんな、嘘をペラペラと言ってるんだよ?


もちろん、表情も作ってるよ?


てか、私天才?←


うん。もちろん、冗談だよ?


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