秘密だらけの孤独姫


燐斗「…姉ちゃん…本当にどこの族の姫だったの?」


_ギクッ


燐斗「姉ちゃん…?」


「どこって…言われても…」


答えられない…


だって…


私がいた族は…


姫がいないんだもん…


燐斗「…ちゃん…姉ちゃん‼︎」


「へ…?」


燐斗「聞いてる…?」


「な、なにが?」


燐斗「姉ちゃんは…なんで、姫をやめたの?なんで…俺に…教えてくれなかったの…?」


…質問だらけだね…


まぁ。当たり前か…


「姫をやめたのは…言えないの…」


燐斗「なんで…‼︎」


「…これは…わたしも問題なの…‼︎」


燐斗「姉ちゃん…」


そう…


これは、私の問題…


誰にも教えられない…


「燐斗に言わなかったのは…謝るよ…ごめんね…でも、燐斗のメアド知らなかったから…」


燐斗「え…?」


「へ…?」


「え…?」ってなに…⁈


もしかして、私メアド知ってた感じ…⁈


知ってても教えれないけど…


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