秘密だらけの孤独姫


燐斗「俺…姉ちゃんのメアド知ってる…」


「………まじで?」


なんで、私のメアド知ってるの…?


燐斗「…母さんが知ってた…」


「………え?」


お母さんが…?


てか、なんで?


燐斗「…前、母さん…姉ちゃんを預けてた家に行ったんだって…そこでもらったらしい…」


「…いや、ちょっと待って?」


うん。なんか、おかしい。


話しは、わかるんだけど…


「私、教えた記憶ないよ?」


私、記憶力だけいいんだよね。


なのに、そんな記憶ないし…


燐斗「…姉ちゃんが寝てる時に」


「はぁぁぁぁぁあああ⁉︎⁉︎⁉︎」


私が寝てる時…⁉︎


いや、それダメだよね⁈


犯罪に近いよ…‼︎


まぁ。お母さんだから、いっか。


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