秘密だらけの孤独姫
「燐斗、明日も学校なんだから早く寝よう?」
燐斗「…うん」
名残り惜しそうに私を見ないで…
本当に…
私って…
昔から、燐斗に弱いな…
燐斗「姉ちゃん…神龍は、いいところだよ…」
「…そうだね」
燐斗「スースー…」
「燐斗…ごめんね…」
私が彼らをまだ、信じてないことを知ってたんだね…
でもね…
私は…
ここより、いいところを知ってるよ…
「…燐斗は…守るから…」
私がここにいるいじょう…
なんとしてでも…
ここを守ってみせる。
だれも…
死なせない…
これが…
私が出来る唯一のこと…
そう思いながら、私は夢の中に入った。