秘密だらけの孤独姫
流星「なんで、驚いてるのー?」
昴「もしかして…お前ら…」
圭「莉緒は、神姫だ」
やっぱり…
私の予想…
当たってほしくなかった…
光輝「マジか…」
光ちゃんは、ちらっと私を見た。
別に、莉緒が神姫だろうと私には関係ない。
正統派の族なら、潰さないし。
てか、私…
族は…
もう、いやなの…
あんな思いをするのは…
航平「それより…あなたは、誰ですか?」
「…私?」
航平「そうです」
一応…
同じクラスなんだけどな…
まぁ。私、地味子だから仕方ないけど。
「片桐花音」
神龍「片桐⁉︎(…)」
あー。莉緒と同じ名字だから、びっくりしてるんだ?
圭「ボソッ))莉緒の兄妹か?」
航平「ボソッ))でも、似てませんよ?」
流星「ボソッ))兄妹じゃないと思うよー?」
てか…
「まる聞こえなんだけど?」
私、こしょこしょ話嫌いなんだよね。
だから、今イライラしてるわけ。
話し方が敬語じゃないのもそのせい。