秘密だらけの孤独姫
ピピピ
ムクッ
目覚ましの音で目が覚めた。
もう、学校の時間か…
私は、制服に着替えてリビングに向かった。
ガチャ
私以外、家族全員揃っていた。
母「あら、起きて来たの?ごめんなさいね。ご飯作ってないわ」
謝ってるつもりらしいけど…
口元、笑ってるし。
演技下手すぎ(笑)
「別にご飯ぐらい、自分で作れる」
母「あら?本当に?強がらなくてもいいのよ?作れないなら、言ったら?」
私が頭下げるとか思ってるんだろうね。
バカみたい。
「自分で作れる」
母「ふん。勝手にしたら?」
龍騎「なぁ。邪魔」
スッ
私は、嫌々どいた。
龍雅「莉緒、一緒に行くか?」
莉緒「うん…」
ほら、また…
私を仲間外れにする…。
まぁ。慣れてるから、いいけど。