秘密だらけの孤独姫
光輝「あー。とくに、言うことねぇな…よし。解散。かの、片桐は残ってくれ」
今…
花音って言おうとしたよね…?
私は、ギロッと光ちゃんをにらんだ。
殺気は、出していない。
光ちゃんと一緒に教室に戻ってきた、あいつらがいるし。
あいつら=神龍
気づいたら、周りは誰もいなかった。
光「はぁ…花音、ごめん…」
「別に。てか、もう花音でいいよ。片桐なんて、光ちゃんが呼ぶと笑そうになる(笑)」
光輝「そうか?なら、そうする。てか…いつまで、その格好でいるんだ?」
「あー。さぁ?」
私は、したくてしたんじゃないんだけどね…
光輝「俺、本当の姿の花音をみたい」
「はぁ?」
私の姿なんて、見ても気持ち悪いだけだが?
まぁ。いいけど。
光輝「校長室に行くか?」
「遠慮しとく」
また、神龍に会う気がするしな…
もし、莉緒が一緒にいたらめんどくさい。
絶対、お姉ちゃんって言うし…
別にいいけど。
気にしてないから。