秘密だらけの孤独姫
圭「燐斗は、どうだ?」
燐斗「…」
燐斗くんは、昔から無口なのかなぁ…?
私が話しかけても…
喋ってくれないの…
女嫌いにも見えるけどね…
燐斗「あのさ…俺…前…姉ちゃん…いるって…言ったよな…?」
わぁー‼︎
燐斗くんが話した…‼︎
これは、奇跡かなぁ?
圭「あぁ。言ってたな」
私が来てから、燐斗にお姉ちゃんがいること…
皆、知ったの…
それまで、知らなかったみたい…
燐斗「あの…花音って…いう人…俺の…姉ちゃんに…似てる…髪の色は…違うかった…けど…笑い方…とか…名前とか…」
燐斗以外「⁉︎」
燐斗くんのお姉ちゃんに…
私のお姉ちゃんが似てるの…⁉︎
こんな…
偶然って…
あるのかなぁ…?
航平「もしかして…花音さんは…莉緒ちゃんと…血が繋がってないのかもしれません…」
「え…?」
そんなの…
ありえないよ…