秘密だらけの孤独姫


私の味方は、いないのか?


まぁ。いっか。


「前、族の“姫”だった。それだけ」


姫じゃなくて、“総長”だけど。


龍騎「どこの族だ?」


普通、そこまで聞く?


別に私の問題だし、よくない?


「あんたには、関係ない」


光輝「てかさ…その話し、もうこいつの前でするなよ?したら…どうなるかわかってるよな?」


光ちゃんの殺気に皆がビビった。


てか、光ちゃんは本当に…


私の事を心配しすぎ…


まぁ。嬉しいけど。


「光ちゃん、時間」


もう、遅刻しそうなんだけど?


光輝「チッ こいつらのせいで…てか、てめぇら…遅刻すんなよ?」


ブロロロ…


光ちゃんは、一言言ってから…


バイクを走らせた。


私は、後ろをチラッと見た。


神龍と糞兄貴たちは…


焦っていた(笑)


光ちゃんが脅したからな…


まぁ。光ちゃんらしいけど。


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