秘密だらけの孤独姫


私は、チラッと黎人を見た。


神龍と莉緒がずっと私を見ている…。


てか、そんなに見られたら…


照れるじゃんか…///


……………。


はい。すみませんでした。


調子に乗りました。


「で、それがなに?」


組の若頭とか別に普通じゃない?


元族にいた私には、普通にしか思えない。


族のメンバーの中にも…


組の若頭は、いたし。


神龍&莉緒「え…?」


そして、なぜ驚いてるわけ?


黎人「さすが、花音だな〜」


黎人…


今すぐ、こいつを殴りたい…


むっちゃ、笑ってるし…(溜息)


航平「組…ですよ?」


「だから…私、姫だったんですよ?だから、組の人間にも会ったことあります」


作り笑いをしながら、言った。


まぁ。私は、いつも作り笑いだけど。


慣れ…


ってやつかな…


気づいた頃から…


作り笑いをするようになった…


< 44 / 186 >

この作品をシェア

pagetop