秘密だらけの孤独姫
生き別れの兄弟?
花音side
私たちは、あれから黎人のバイクに乗ってショッピングモールに行った。
黎人「よし。ゲーセンに行くか‼︎」
「ゲーセン?」
黎人「行ったこと、あるだろ?」
「もち」
“あいつら”とよく行ってたし。
てか、この年でゲーセンに行ったことない人いるのか?
あ。いた…
莉緒だ…
糞兄貴達が莉緒がゲーセンに行かないようにしている。
もちろん、神龍も協力している。
黎人「で、ゲーセンに着いたけど?何する?」
「あー。なんでもいいよ」
とくに、やりたいのはない。
あ…
あれは…
私は、あるゲームを見て…
足を止めた…。
黎人「どうした?」
「…」
黎人「そのゲームをしたいのか?」
「…うん」
“あいつら”とよくしたゲーム…
懐かしい…
黎人「よし。対戦しようぜ♪」
「いいよ。そのかわり…私、強いよ?」
私は、ニヤッと笑った。
黎人「ぜってぇ、勝つ‼︎」
わぁー。
黎人、やる気満々だね(笑)