秘密だらけの孤独姫


燐斗「その姫は…俺の彼女だったんだ…彼女は、学校で一番可愛いって言われてて…人気もあった…その彼女に…急に…付き合ってほしい…って言われた…俺も好きだったから…OKしたけど…放課後、聞いてしまったんだ…彼女が友達に…俺のことは、顔しか見てない…って…」


「ふーん」


顔だけね…


流星「え?同情しないのー?」


「ん?同情してなにになるの?私、同情が一番嫌いだから」


流星「…さすが、花音ちゃんー‼︎」


ギュー


流星が急に抱きついてきた。


「流星?急には、危ないからね?」


燐斗「姉ちゃん…」


ギュッ


あらら、燐斗まで抱きついて来ちゃった…


まぁ。いっか。


久しぶりだし…


燐斗「俺‼︎姉ちゃんの為だったら、神龍を辞めれるー‼︎」


いやいや‼︎


それは、ダメだよ…‼︎


「燐斗って無口じゃなかったんだね?」


燐斗「…女が近づいて来ないように、無口を演じてた☆」


てへっ


って言った、燐斗。


「かわいいー‼︎」


ギュー


私は、相変わらず…


可愛い物が好きみたいです…(苦笑い)


燐斗「ね、姉ちゃん…‼︎く、苦しい…」


「あ…ごめんね…」


可愛すぎて、力入れすぎた★


流星「圭は、りーちゃんのこと好きだからね〜。りーちゃんが嘘ついてても信じると思うよー?」


「あー。やっぱり?見たときから、わかってたんだけどね?まぁ。私には、燐斗と流星がいるから大丈夫♪」


流星「花音ちゃん…」


燐斗「姉ちゃん…」


実際いうと、私は神龍が嫌い。


正統派だけど、嫌い。


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