秘密だらけの孤独姫


まぁ。理由は、内緒だけどね?


流星「花音ちゃんは、神姫になるつもりはないのー?」


「ん?全くないよ?」


なりたいとも思わないしね。


族と関わるのは…


もう、あの日からやめたの…


流星「なんでー?」


「んー。族が嫌いだから?」


族は、嫌いではないけどね?


まぁ。汚い手を使ってる族は、嫌いだから…


嘘はついてないよね…?


燐斗「族が嫌い?」


「うん。嫌い」


流星「何かされたの⁉︎」


いや、なんでそうなるの?


「んー。まぁ。そういうことかな?」


前の時に色々とあったし…


嘘はついてないと…


思う…


流星「あ‼︎そういえば…前、姫だったって言ったよねー?どこの姫だったのー⁉︎」


え…?今、思い出したの…?


思い出さなくてよかったのに…


色々と面倒だから、いつも触れないように頑張ってたのに…


これじゃあ、意味ない…


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