秘密だらけの孤独姫


やっと、ついた。


ガチャ


?「おー。花音、今日は遅かったなー」


「ごめん。てか、昴なにしてるわけ?」


校長室の椅子にドカッと座って…


資料とにらめっこしている。


昴「これがわかんないんだよなー」


昴が紙を渡してきた。


「ふーん。なるほどね。これをこうして………」


昴「おっ‼︎サンキュー‼︎さすが、花音だ‼︎」


ギュー


うん。痛い。


「離れて。5秒以内に」


バッ


昴がダッシュで私から離れた。


ちょっとしか、殺気だしてないんだけど?


昴「てか、今日転校生いるから」


「転校生?」


この時期に?


昴「五人いるからな」


「五人…」


これってさ…


よくあるやつだよね?


ほら、あるじゃん?


よく、不良校に転校生が五人来るってやつ。


その五人は、族に入ってるってやつ。


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