秘密だらけの孤独姫
それより、どうしよう…
ここにいても、暇だし…
どうせ、お父さんとお母さんはイチャイチャするだろうし…
神龍の倉庫に行く…とか?(笑)
いやいや、危険だね…(笑)
姫になりに来たのか?
ってなるよね…(笑)
それは、困る。
から…
街に行こう‼︎
「お母さん、私ちょっと出かけてくるね?」
母「わかったわ。気をつけてね?」
「はーい」
私は、ダッシュで部屋に戻って着替えた。
んー。今日は、どんな格好にしよう…
よし。決めた‼︎
「あ。あれは、確か…ここに…あった‼︎」
私は、タンスから黒いパーカーを出した。
後ろには、蝶の刺繍があるの。
結構、これ気に入ってるんだよねー。
「髪は、どうしよう…」
地毛でもいいんだけど…
バレたら、めんどくさいし…