最後は笑顔で。。



その次の日・・・


今日も私は学校を休んだ。


今日は親も帰って来ていて
心配して部屋を覗くけど...


(私は母をシカトするだけ。)



》 コンコンっ、コンコン



「何よ・・・ー。」 母「友達来てる」



はっ??友達??今日穂歌は学校に
居るはず、家に来るわけがない。



「その人の名前は...」


低い声で母さんに聞くと...


母「祐希君よ?話しあるって」



や・・イヤァァアアーー!!!



「絶対入れんな、つか帰らせろ!!!
ンな奴知らね〜よ!?何してんの?
母さん余計に病んで欲しい訳??」


初めて母さんに怒鳴りちらした・・。

本気で彼や琴音の顔が見たくなくて

休んでるのに、ソレを知ってるハズなのに

何でいつもコイツはストレス溜めさせんの?



母「でも...ほら、せっかく遠くから学校
まで休んで様子見に来てくれたんだし」


テンションが下がった母さんからの一言


それに対して「は??知るか!?帰せって」



》ドンドンっっ



彼「弥羅!!親は悪くねぇよ、俺が
休んでまで勝手に来たんだ」


久しぶりに聞く彼の声は
悲しい感じの声だった。



「あっそ!!会いたくないの!!
アンタや琴音の面見ただけで
殺意が芽生えんだよゲスが」



彼「...弥羅...。俺オマエ学校来なく
なってから琴音とは一切連でない」



フッ・・・ど〜せ嘘でしょ・・・(解ってる)



「もぉ...帰れ、声も顔も見たくねぇ」



母「ゴメンなさいね、今日は帰って??
これ以上病ませたくないのよ....。」



母さんからの言葉で彼[祐希]は
ノソノソ帰って行った・・・ー。



ホントは...ホントは本音を
彼にぶつけたかった...な。



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