最後は笑顔で。。




ズット私を引き離しといて
何でこんな女と・・・!




彼は黙った、肝心な時には
いつも黙ってしまう彼だった。



けど・・・彼「オマエには元から
興味なんか無かった、あの頃の
俺は遊ぶしか脳に無かった!!
けど俺にはコイツしか居ないから」



琴音に対して冷たく怒鳴りつけた彼




〈何でよ・・・何でよ!!〉
〈この女さえ...居なければ〉




そう言ってハサミを取り出した琴音



そして私の方へ走り出す彼女・・・



《 グサッ 》




彼の腕に刺さったハサミ・・・



腕からは血が流れ出る・・・




「ゆ・・・祐希っ!!(泣)」




彼「大丈夫、消毒してれば
治るよこんなの・・・。」



ダメだよ...病院行かなきゃ...



私は無理矢理彼を病院へ
連れてった。



結果はちょっと深い傷ってだけで
すんだけど・・・凄く怖かった・・・。



[だって...腕から出血が半端なかったから]



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