甘い心はあなた一色




「紗英子さんどこ行きたい?」



「んー?どうしようかなぁ」



お化け屋敷もあるし、カフェもある。



期待できるなぁぁ。



何かとこの学校、規模が大きいんだよね。



でもあたしは、織くんと一緒ならどこでもいいなぁなんて。



きゃぁぁ!!



文化祭マップを見ながら、2人で校内を歩いていると。



「織っ!」



誰かが織くんの名前を呼んだ。



この声って。



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