甘い心はあなた一色




「朱音ちゃんは?幼なじみなんでしょ?」



サッカーのとき、笑顔で接してたし、近くにいたし。



……それにちょっと妬いちゃったんだけど。



「朱音からは……好きだって気持ちを聞かされたから」



「え」



そそ、そうだったんだ!



すごい行動力だ朱音ちゃん!



あんな美少女に言い寄られでもしたら、いくら織くんでも断れないんじゃ……。



「だけど、紗英子さんが心配する必要はないからね」



< 238 / 396 >

この作品をシェア

pagetop