胸キュン *イケメンに限る
☆純子side☆
「エェー?!また、告白されたの?!」
至福の窓際Timeを過ごしていた私は、
もう真っ逆さまに奈落の底へ
落ちた気分です。
「どーしてー!
どーして、美優ちゃんなのー!
私だったらいくらでも相手して
あげるわよぅ?!」
「うるさいわねー、
私を好きだって言ってくれるのは、
ありがたいけど…ちょっと疲れるわ。
断り文句とか考えんの大変だし…。」
「…。」
なんて、なんて贅沢な悩みだ!
けしからん!けしからんぞ!
「流石、百人斬りの女…!」
「はぁ?
いやいや、百人とか無理でしょう。
せめて半分よね。」
…ご、50人だと?!
くそう…
私は、
その10分の1にも満たないってのに…
恐ろしい子!(ガ◯スの仮面風)
そんなやり取りをしていると、
「ねぇねぇ、カラオケ行かない?」
チャラーイ、軽ーい声が聞こえてきた。