胸キュン *イケメンに限る




「…。」

「…。」



…か、会話がねぇ!




「…くっしょいー」



…思いっきりくしゃみしてしまった…


そうだ、ブレザー置いて来たんだ




「…こっち来て。」



そう言うと、私の腕を取り歩き出した。



「ここで待ってて。」



連れて来られたのは下駄箱。

あ、ここ暖かいかも…



「じゃ、俺は先生呼んで来るから

じっとしててね。」



そう言って、
少し笑うと彼は走って行った。




ドキンッ




モサモサ君

なんてあだ名付けててごめんなさい。

私は心の中でそっと謝った。



今日から君は


ジェントルマン岩田だ。



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