初彼氏上々↑



がちゃっ…


「おじゃまします…。」


「俺、一人暮らしだから。
まあ、適当に座ってて。」


蓮人くん一人暮らしなんだ。
すごいなぁ…。


ていうかわたし、さっきあんなことしちゃって…

どうしよう…。
わたし、蓮人くんのこと好きになっちゃったんだよ…きっと…。



はぁ…
気がつくと気が重いなあ…



「なぁ、お前なんでさっき
俺にキスした?
お前、俺のこと好きだろ?」


わたしは黙り込んだ。


「俺…さ、
お前のこと好きだ。

入学式の日に俺、
お前に一目惚れした。

だから、俺さっきキスされて…
ほんとうれしくて…

俺、最近おかしいんだよな。
麻奈のせいで。」


「あ、蓮人くんのこと好きだよ…。///」


突然の告白で
とても恥ずかしく、うれしい気持ちでいっぱいだった。


わたしも気持ちを伝えるだけで精一杯だった。


「俺、すげーうれしいよ。
麻奈かわいいから、キスするね。」


「え!?そんな急に!?
ちょっ…んんんっ!…」


わたしがしゃべっている時にキスしてきた。

蓮人くんのキスはとろけそうになる。



気づくと、蓮人くんはわたしに馬乗りになっていた。


「ちょっと…蓮人くん…!?」

「お前さあー、君付けやめろよ。
今度君付けしたら、
どうなるかわかってんだろうな…?」






< 17 / 19 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop