初彼氏上々↑
がちゃっ…
「おじゃまします…。」
「俺、一人暮らしだから。
まあ、適当に座ってて。」
蓮人くん一人暮らしなんだ。
すごいなぁ…。
ていうかわたし、さっきあんなことしちゃって…
どうしよう…。
わたし、蓮人くんのこと好きになっちゃったんだよ…きっと…。
はぁ…
気がつくと気が重いなあ…
「なぁ、お前なんでさっき
俺にキスした?
お前、俺のこと好きだろ?」
わたしは黙り込んだ。
「俺…さ、
お前のこと好きだ。
入学式の日に俺、
お前に一目惚れした。
だから、俺さっきキスされて…
ほんとうれしくて…
俺、最近おかしいんだよな。
麻奈のせいで。」
「あ、蓮人くんのこと好きだよ…。///」
突然の告白で
とても恥ずかしく、うれしい気持ちでいっぱいだった。
わたしも気持ちを伝えるだけで精一杯だった。
「俺、すげーうれしいよ。
麻奈かわいいから、キスするね。」
「え!?そんな急に!?
ちょっ…んんんっ!…」
わたしがしゃべっている時にキスしてきた。
蓮人くんのキスはとろけそうになる。
気づくと、蓮人くんはわたしに馬乗りになっていた。
「ちょっと…蓮人くん…!?」
「お前さあー、君付けやめろよ。
今度君付けしたら、
どうなるかわかってんだろうな…?」