シークレットガール
「桜子(さくらこ)も罪な女だよな」
「その女に、山吹だって惚れたくせに」
山吹も母親のことを好きだった。
好きと言うか、付き合っていた。
「1番罪なのは、本当のことを隠し続けてる、お前の方かもな」
そう言って、あたしの腕を掴む。
あたしは山吹の頭を自分の方に引き寄せ、唇を重ねた。
「山吹も共犯でしょ」
あたしの言葉に、山吹は笑う。
「そうだな。、、、悪いな、リン」
山吹はあたしの左肩にある火傷の後をなぞる。
そこには、古いものから真新しいものまである。
「これで柚の気が晴れるなら、安いもんなんじゃない?」
この火傷は、柚があたしにしたこと。
「その女に、山吹だって惚れたくせに」
山吹も母親のことを好きだった。
好きと言うか、付き合っていた。
「1番罪なのは、本当のことを隠し続けてる、お前の方かもな」
そう言って、あたしの腕を掴む。
あたしは山吹の頭を自分の方に引き寄せ、唇を重ねた。
「山吹も共犯でしょ」
あたしの言葉に、山吹は笑う。
「そうだな。、、、悪いな、リン」
山吹はあたしの左肩にある火傷の後をなぞる。
そこには、古いものから真新しいものまである。
「これで柚の気が晴れるなら、安いもんなんじゃない?」
この火傷は、柚があたしにしたこと。