シークレットガール
あぁ、、、


でも、あの男が家に来るのは正直ごめんだ。


なら、やっぱりあたしが行かなきゃだめか。


1人で文句を言い、1人で納得した。


早く終わらせて、早く帰ろう。


そして、意を決して中へと入った。


警察庁長官の部屋の前で、一応ノックをする。


前にノックもせず中に入ったらお偉いさんと一緒で、後からグダグダと言われた。


あんなのは、一生ごめんだ。


「はい」


その言葉を聞き、部屋の中に入った。


どうやら、今日は誰もいないようだ。


だからって、この男となるべく一緒には居たくない。


さっさと用件を終わらせて、早くこんな場所から立ち去ろう。

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