シークレットガール
「ねぇ、、、」

「うん?」


あたしの言葉に愛華が聞き返す。


みんなは知っているのだろうか?


あたしが追っている薬のことを、、、


あたしの調べでは、まだ月光のチームは一切関わってきていない。


でも、他のチームは次々と名前が挙がってきている。


月光の傘下のチームだって、、、


もしかしたらあたしが知らないだけで、月光のチームにも薬が出回っているのではないか?


でもそれを、月光のこの3人に聞いても良いものなのか、悩む。


だから、次の言葉を続けられない。


今のあたしは、警察の奴らより好条件でみんなの傍にいる。


なら、みんなの本心を聞ける警察関係者は、今はあたししかいない。

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