シークレットガール
今回の薬の首謀者はわかった。


後はあたしが片付ければ良いだけ、、、


これ以上、陸に関わる必要なんかこれぽっちない。


「なら、ゲームオーバーにする必要なんかねぇよ」


陸はあたしに近寄ってくる。


そして、チュッとおでこにキスをする。


「俺は、随分前にお前に落とされてたみてぇだ」


は?


あたしは陸の顔をマジマジと見る。


あたしが予想していた、展開と全く違うんですけど、、、


「ゲームオーバーにするって、、、」

「でもお互いに好きなら、必要ねぇだろ」


何で、こんなことになるわけ?


あたしは別に好きじゃないし、、、


てか、好きってなに?


愛されたこともないあたしからしたら、そんなことすらわからない。

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