シークレットガール
あたしは自分のことしか、考えていなかった、、、


愛華にとって、斗真は大切な人。


そんな大切な人が、無関係の人間のせいで危険に晒されてる。


あたしが本当のことを言えば、何かが変わるの?


柚の父親があのひとじゃなく、山吹だって、、、


そうしたら、柚は止めてくれるの?


「愛華、お前が間違ってる」


勝が愛華に言う。


「何で?あたしはみんなことが心配で、、、」

「お前が心配するのは勝手だ。でも、俺らはリンのことを見放せねぇ」


勝、、、


「どうして?リンちゃんが陸の女だから?」

「愛華は、リンちゃんが陸の女だから友達になったのか?」


斗真が愛華に聞く。

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