シークレットガール
そして、売人に拳銃を向ける。


売人の学生は本物の拳銃を見るのが初めてなのか、腰を抜かしている。


「何処のチーム」

「いや、、、あの、、」


ビビッて何を言っているのか、わからない。


ビビるくらいなら、こんなくだらないことしなきゃいいのに。


__カチッ__


あたしは引き金を引き、売人の学生の頭に拳銃を突きつける。


「暇じゃないんだけど」

「、、、は、は、は、白龍」


白龍、、、聞いたことないな。


ってことは、そんな強いチームってわけでもないのだろう。


「薬は」


そんな無名のチームに、簡単に薬を流す組なんて居ないだろう。


なら、彼はどうやって薬を入手したのだろうか。

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