不器用なちょこれいと





ここで、隼人に好きだって言えばよかったんだ。


でも、やっぱり口からでる言葉は




素直じゃ、ない。







「す、好きな人に、あげるの...」


「...お前の好きなやつって、だれ?」


「は、隼人には、関係ない」



隼斗の顔が徐々に近づいてくる。





「関係なくねぇよ、言え」





もう、わたしと隼斗の距離は


5センチも、ない





キスされる.....!!



そう思ったわたしは、ギュッと目をつぶった。




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