初恋の君
〜美羽side〜

「わぁ〜」

私は、起きてから大きなあくびをした。

「はぁ、ねーむーい」

時計を見ると、<8:05>

「えっ?笑、そんな事無いよね。」

目をこすってから、もう一度時計を見た。

私の見間違いであって欲しい。

そんな私の願いも効かず。

<8:06>

時間は、どんどん進んでいってあた。

「いーやぁー!」

私は、自分でもあり得ないくらいの大声を出した。

急いで制服に着替えて、リビングにおりた。

そこには、優雅にコーヒーを飲むお母さんがいた。

「ちょっと!なんで、起こしてくれなかったの‼︎」

「何回も起こしたわよ〜。でも、美羽起きないんだもーん」

「可愛く言っても許さない!じゃあ、もう時間ないから行くね」

「いってきまーす!」

< 5 / 7 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop