オトシモノ


そんなことをぼーっと考えていたら、眠くなってきてしまった


いや、こんなところで寝てしまったらどう目立ってしまう

頭をコクリコクリと揺らしていると、眼鏡が落ちてしまった


前髪が邪魔でかき上げる、再び眼鏡をする、隣をちらっと見ると


‼︎‼︎


ね……寝てるよ‼︎葉風ちゃん‼︎堂々と最前列のど真ん中でよくもまぁ寝れるもんだな


君のその態度には感動します


彼らの話が終わり、帰っていく、後ろに座っている人達が写真を撮ろうと後ろから身を乗り出してきたため、また眼鏡が落ちた


前髪を上げる、ハニー色の瞳がレンズ越しで映し出された


眼鏡をかけて、私は葉風ちゃんを起こす


『葉風ちゃん起きて‼︎』


「ん、……終わったの?」


『うん、帰ろ?』

コクリと頷くいた葉風ちゃんを連れて教室に戻った

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