美少女お嬢様の恋
「い・や・よ!!絶対にいーやー!!」
「美星お嬢様....(みほし)そう言われても、もう決まったことですから....。」私はメイドを押しのけて、自分の部屋へつながっている階段をかけ登った。
カッカッカッカッカッカッ
階段を登る度に履いているハイヒールの音が響く。
カッカッカッカッカッ
「キャッ....!」
走って階段を登ったせいか、自分のドレスの裾を足で踏んでしまった。
体が後ろに片寄り、落ちそうになった。
やばい 落ちるー!
落ちたらおおケガどころじゃない~!!
バフッ!!
え??痛くない....?
落ちたと思ったら、私の幼なじみの麗夢(れむ(男)が
私の体をしっかり受け止めてくれていた。
麗夢とは私の初恋相手なのだ。