美少女お嬢様の恋



...このドレスは私の好みで気に入ったけど、このドレス姿を見せるのがお見合い相手じゃなくて麗夢だったら......



「はぁ...」私はまたもや深いため息をついた。



「美星お嬢様 今から車で移動しますよ。」


「えぇ...」

そう言って私はメイドと一緒に部屋をでた


ガチャ...



1階に続く長い階段を降りる


さっきよりもっとゆっくりと...


カッ......カッ.........カッ.........カッ............カッ..................



どんどん降りるペースが落ちていくのは、お見合いのせいだ。




私の足までもがお見合いを拒絶してる



「あー...お見合い行きたくない...」



私の一言にメイドが口を開いた


「仕方ありませんよ 叔母様が決めた事ですから。」

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