50回目の悲劇?


前々からこの家から出る準備をしていた
新に見つからないように
コッソリと


『バイバイ……
 新、今まで楽しかったわ』


私は玄関に向かった


「ちょっ!鈴花!待てよ!」



バタン


そんか新の声を聞かずに
扉を閉めた…

その瞬間
私の心も扉を閉めた




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