監視恋愛

室内を見渡し、部屋全体を撮影出来るカメラのベストポジションを探した。


場所に目星を付けたら神経を研ぎ澄まして観葉植物の中にカメラを仕込み、追加注文したコンセントタップ型の盗聴器をベッド付近に設置した。


緊張のあまり、呼吸する事を忘れ欠けていた僕をじっと見据えるクロロ。


「この事は僕達だけの秘密だ。」


そう呟いて定位置に戻った数秒後に私服姿の美咲さんが戻ってきた。


「バタバタしちゃってごめんね。5時からバイトだからもう出ないと。」


「僕の方こそ、長居しちゃってすみません。」


あ、私服姿も可愛い。


「ふふっ。楽しくってつい時間忘れちゃったよ。」


玄関でブーツを履く美咲さんが屈んだ瞬間に見事なパンチラを披露した。


全く期待を裏切らない。


背後に居た事をいい事に遠慮なく凝視させて頂いた。


ちなみに今日は水色だ。
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