あたしと寮と狼先輩。





あたしの前後にいる男の子はなんだかタイプが対象的だ。


前にいる男の子はいかにもヤンキーです!って感じの、金髪でピアス開いてて制服着崩してるちょーっと怖い印象。

後ろにいる男の子は大人しそうでどちらかというと理系男子って感じの、こっちもこっちで話しかけづらい印象。



…………どうしましょうか。



声かけるべきか、かけないべきか。



うーんうーんと頭を悩ませてる時だった。






ドンッ-------



『うわっ…』


「うおっ…」



肩に大きな衝撃が走った。


と、同時に前のめりになった体を支えきれなくなってしまい、金髪ヤンキー君の背中に思いっきりぶつかってしまった。



どどどどど、どうしよう!!!!












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